秋季号

今年は西日本の豪雨から始まり北海道胆振東部地震、台風の立て続けての上陸により各地で甚大な被害が発生しています。
先日の台風24号は強風により農園内でも作物の被害が多く出ていたようです。
自然の猛威には手も足も出ません。しかしそれでも根気強くやるしかありません。

　先日、修善寺総合会館で「狩野川台風」の公演がありました。災害の瞬間とその前後の様子が劇団「ＤＡＮ」と伊豆市の小中学生や近隣の劇団員を中心に演技されました。中々迫力があり60年前のあの日のことが脳裏をよぎりました。 　昭和33年9月26日、私が高校を卒業した年にこの大災害に遭いました。当時地区の若い衆は結婚するまで青年詰所で寝泊まりしていました。その晩、大見川の水が増えて家が危ないと連絡が入り皆でカッパを着て下組に行き、浸水し始めた家の荷物を２階に上げたり、畳を台の上に乗せたりしてしている間に水が増えてきたため全戸の人達を公民館に避難させた。
清水地区での流出家屋５戸、床上浸水６戸だったが、人的被害は皆の協力のお陰でゼロだった。あれから60年、あれ以上の洪水は起きていません。この先起こらないとは言えません。災害は忘れた頃にやってくる。狩野川台風の事は決して忘れないでほしいです。
(組合長　山下一)

　今年も山田副組合長がもみ殻を持ってきてくれました。かなり在庫が減りましたがまだまだ残っています。そこで、自分なりのもみ殻の使用方法を紹介します。
１． 人参の種蒔きをした後圃場に薄くばらまく。
２．夏野菜（キュウリ・トマト等）を定植した時、肥料の袋を利用してアンドンの風よけ・保温するが、その中に敷き詰める。また、その畝間にマルチ代わりに敷き詰める。（栽培終了後、そのまま漉き込む。→畑がふかふかになる。）
３．サツマイモ・種生姜の保存に使用する。（保存穴にもみ殻を敷き詰め、芋や生姜を入れもみ殻を隙間の無いよう入れる）
４．ぼかし肥料の原料にする。
その他にも使用法は色々あるかと思います。よかったら教えてください。

毎年好評を得ているたくあん漬けを今年も行います。
先日種蒔きを行い現在順調に生育しています。収穫は11月中旬から行い、天日干し後12月初旬頃から
漬け込みを始めます。収穫から漬け込み等の体験も自由にできますのでお申し込みください。
　　　　1樽（樽付き）　　　　3,500円
　　　　　（樽持ち込み）　 　3,000円
　　　　1樽約20本〜25本です。

ビニールや紙くず等のゴミは持ち帰ってください。野菜くずや雑草は極力コンポスターで堆肥化をお願いします。なお、自分の区画周辺の管理もよろしくお願いします。

農園では会員相互の親睦を図るため2か月に一回ゴルフを行っています。気軽に参加してみませんか。
連絡は農園の鈴木までお願いします。